所蔵史料の紹介
ここでは当館が所蔵する資料を順次紹介します。その目玉は何と言っても、捕虜製作品それも収容所内で印刷されたプログラム、冊子、書籍です。しかし、それについては差し当たり「鳴門市ドイツ館所蔵品目録」を見ていただいと思います。それに収録されていないものの紹介、あるいは収録品のより詳細な紹介をここでしていきます。
阿波踊りの絵はがき
鳴門市は四国徳島県にあります。徳島と言えば「阿波おどり」。というわけで、まず阿波踊りの絵はがきから紹介しましょう。しかし、何でまたドイツ館に …?
板東俘虜収容所案内記 1917/18
"Adressbuch für das Lager Bando 1917/8"『板東俘虜収容所案内記』は、1918年8月に久留米から90名の捕虜が移ってくる前(おそらく1917年11月以前)の板東収容所の状況を知る貴重な史料です。
第九交響曲解説
"Zur Einführung in die IX. Symphonie L.v.Beethoven, Für die Mitwirkenden"(ベートーヴェン第九交響曲解説 共演者のために)は、1918年6月1日に日本(アジア)で最初に全曲演奏されたこの交響曲の演奏に携った人に配布されたと推察されるパンフレットです。ほんの最近見つかったものです。